向かい風の強い日
自転車に乗る事は常に空気抵抗と闘うことに等しいが、風の強い日となると殊更顕著になる。ましてや向かい風であればいつものようなスピードは出ないし、体の疲労も激しくなる。もちろん空気抵抗に打ち勝てる脚を作る事は大切だが、いかに空気抵抗の少ないフォームで走るかということも重要になってくる。

自転車を走らせる技術として「下ハン」は自分の中でかなり優先順位が低い位置に置かれていた。軽視していると言う意味ではなく、ほかにもっと先に身に付けなければいけない事がたくさん有るように感じていた。しかし、ここ数日風の強い日が続いて結構しんどかった。いつもと同じ感覚ではケイデンスもスピードも上がらない。
だが、冷静に考えるとせっかくのロードバイク、ドロップハンドルが付いているではないか。自分で勝手に優先順位を落としていたが、下ハンで漕ぐという逃げ道がある事に気がついた。ほどんど下ハンで走った事は無かったが、少しでも風に打ち勝つため実際に自転車通勤の途中で試してみる事にした。
意外といい感じ?
慣れていないのでギクシャクした感じはあるが思ったよりも漕ぎ易い。実際に漕ぎ易いと感じる感覚が、本当にパワーが出ている事につながるとは限らないらしいが、脚に力が入り易く回転し易い印象だ。ただ、やっぱり首がつらい。腕立て伏せをしているような状態なので、腕も張ってくるが首が辛い。筋肉がどうこうと言うよりも、前を見るためにかなり頭を上げないといけないので、この体勢で長時間走るためには、かなりの慣れが必要だと思われる。
意外と難しかったのがブラケットから下ハンに移動する時。慣れるまでは自転車がふらついてしまうし、素早く移動する事が出来ない。体幹の筋肉がちゃんと付いているかどうかがポイントとなりそうだけど、すぐには解決しそうにもない。もうひとつ怖いのが、下ハンのときのギアチェンジだ。これも慣れとセッティングがちゃんと出来ているかが問題だと思うが、まずレバーが遠い。無理して指を延ばしてチェンジするもんだから、バランスが崩れてやっぱり自転車がフラフラしてしまう。
その他の部分では、力も入れ易く感じるし、事実スピードも上がっている。フォームとか筋肉の事はすぐに解決できる問題ではないが、下ハン習得の優先順位をちょっと上げて練習していこうと思う。
下ハンでバシッと決めて走れればちょっとは玄人っぽく見えるかな?
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