鍋谷峠
職場で勝手に作っている自転車部の初めてのツーリングを行った。自転車部と言っても自分たちで勝手に名乗っているだけで、職場から認められているわけでもなく、単に物好きが集まっただけだし、そもそも誰がメンバーなのかも怪しい状態だ。そんな中、このいい加減な自転車部でツーリングをしたいと思い走る道を探していると、一番活動から遠ざかっておりやる気のすっかり無くなった部員が、意外なことにツーリングの話に乗ってきた。
せっかくのやる気を削いではいけないと思い、大慌てでルートを造って日にちを先に設定して無理矢理ツーリングの企画を立てた。ルートは大阪南部に集合し、鍋谷峠を越えて和歌山県に入り、奈良県に向かって走った後、水越峠を越えて再度大阪府に入ると言うコース。約90kmの予定だった。
ところが、経験不足と言うものは至る所でトラブルを巻き起こすことになるようで、まず私が最初の集合時間に遅れてしまった。自転車通勤で職場との往復がほとんどだったので何を持っていっていいのか、何は持たなくで良いのかが判らない。車とかオートバイであれば、迷った場合は持っていくべきだと思うが、可能な限り荷物を少なくしたいので本当に必要なものだけに絞りたかった。そんなこんなで荷物の選択に悩んでいるうちに30分の遅刻となった。
そして最初に合流した後輩と集合場所を目指したのだが、この時点で最初の失敗を犯す。最終的に全員が集まる集合地点までは車で走ったことの有る道だし、道順とかは何とかなるだろうと思い地図を持たずに出発した。車に積むような分厚い地図しかなかったと言うのも理由の一つだが、手軽な地図を用意しておくべきだった。案の定道を間違えてまたまた集合時間に間に合わない。しかも自転車で走る時の距離感が掴めておらずいい加減だったので、とても間に合わないような時間設定だったことが後々判った。結局のところ、最初にやる気になった部員を炎天下の中2時間以上待たせたあげく、それでもまだ着かないことを伝えて全員でのツーリングは中断、解散となった。
あまりにもお粗末な結果にすっかりテンションが下がってしまったが、せっかくなのだからと思い最初の目的地でもある鍋谷峠までは走ることにした。幹線である170号線から峠に向かう道に入ってからは交通量も少なく、非常に走り易い道だった。ただ頂上に向かうにつれて道幅が狭い部分が多く、車では走り難いかもしれない。また、林のかなかを抜けていくので見晴らしの良い場所は無く、ただ細い山道を走るだけになってしまうので、あまり面白くないかもしれない。
スタート直後から失敗続きだったので、今日のところは鍋谷峠の山頂で折り返して来た道を帰る事にした。実はその後もトラブルは多発したのだが、その話はまた別の機会に。
あまりにもお恥ずかしい初回ツーリング、必ずリベンジして見せます。
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