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ついに引き揚げられたバイク

さようなら、お世話になりました
自転車通勤をするようになってオートバイで通勤する機会がめっきり減ってしまった。そもそもオーバーヒートの兆候が出ており、だんだん夏に向かっていく中で職場までの距離が保たないと言う理由もあるが、関心が薄れたことも確かだ。そのうえ第2子が誕生することになり、家計はかなり切迫してきた。

住んでいる場所が田舎の方だと言うこともあって家には車が2台ある。そのうえ大型バイクが1台となると車検代、保険代だけでもバカにならない。車は軽自動車と普通車、オートバイは経費的に軽自動車と同じなので、お金の面で言うと軽自動車2台と普通自動車1台と同じこと。さすがに贅沢というか無駄というか節約する部分はかなりあることは確かだ。

そんな金銭的なことを考えていると250ccのバイクにしておくことが一番安くなりそう。車検が無いと言うのは大きい。いいことばかりを考えながら乗り換えの計画を進めていたのだが、先日ついにそのオートバイが引き取られていった。下取りをしてもらって次の中古を買うためにお世話になっているバイク屋さんに来てもらった。

2トン車くらいのトラックに乗せられて私のオートバイは運ばれていく。最後の1ヶ月ぐらいはほとんど乗ることもなかったのでかなり汚れていた。せめて最後に洗車でもしてあげようと思っていたのだが、なかなか時間も取れずホコリまみれもままになっていた。であれば写真ぐらい撮っておこうかとも思ったのだが、なんとなく未練がましく心が揺らぎそうだったのでそれもやめた。出来るだけ事務的に話を進めて持っていってもらった。

やっぱりちょっと切ない
こういうときはどうしても感傷的な気分になってしまう。乗っていたのはHONDAのVTR1000でV型2気筒のエンジンでスポーツタイプのマシンだったのだが、走行距離の95%は通勤。それも申し訳ないと思う理由の一つだ。今からすればもうしこしツーリングかなんかに連れて行ってあげれば良かったのにと思う。

例え相手がオートバイという「物」であっても離れるときは寂しい気分になる。そんなに大切だったのならもっとお世話してやれよ、と反省するのだが、なんとも身勝手な話である。今度来る250ccのオートバイはちゃんとお世話してあげようと思う。

赤のVTRが無くなった駐車場は意外に広かった。


読んでいただいてありがとうございます。
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