意外な場所、車の中
まだまだ日本では自転車の社会的地位が低く、本格的なロードバイクを充分に理解してもらえずにいる。10万円以上もする自転車を購入するには家族、要するに妻の理解を得る事が一番の難関で、1万円程度で買えるママチャリとの違いを説明するのに四苦八苦する。なんとか理解してもらえたとしても、乗り終えた自転車を家の中に保管するなんて事は不可能に近い。
おのずと家の外に保管する事になるのだが、カーポートの隅の雨のあたらないところにおかざるを得なかった。とは言っても全く雨のかからない場所を探すのは難しいし、自転車カバーも毎日の事になるとどうしても面倒くさくなって、ついついそのままにしてしまう。そんな時に限って急に雨が降ってずぶ濡れになる事がしばしば。気がつくと錆が浮いてきてガッカリと言う状況は既に経験している。
そんなある日、車に自転車を積んで妻の実家に行く機会があった。ちょっと時間が取れそうだったので、向こうで少しでも走ろうと思って持っていった。近所をプラプらと走った後に再度車に自転車を積み込んでいる時にふとひらめいた。

私の車はトヨタのRAV4で、実は見た目ほどの積載量は無く意外と狭いのだが、タイヤを外す事無く荷台に積む程度の広さは確保できる。後ろのシートを片方だけ収納してあげるだけで自転車の保管場所として使う事が出来る。これなら雨にも当たる事は無いし、防犯的にもカーポートの隅に押しやるよりもよっぽどましだ。
積み込む手間もそれほど苦にはならない。単に後部のドアを開けて中に入れてあげるだけ。乗せたまま移動する事も想定してロープラチェットで軽く固定してあげるだけの作業なので、自転車通勤から帰ってきた数分の手間で保管作業は完了する。
車で通勤した時にも
車に自転車を常に積んでおけば、天候とかで自転車通勤が出来ずに車で会社に行った時でも、午後から晴れなんて言う事があれば職場を起点に乗ることが出来る。いつでも走れるようにヘルメットとかシューズとかも入れておけば良いのだ。
これは意外と便利というか、乗る機会が増える事にも繋がるかもしれない。ちょっと早めに仕事が終わった日なんかには職場の近くの峠やサイクルロードを走ってみたりして、自宅の近所とはちがう景色の道を走る事にもなって新鮮かもしれない。毎日自転車通勤することは体力的にもまだきつい部分があるので、車で通勤した時に短めの距離を走る事が出来れば、全く乗らないと言う日を減らすこともできそうだ。
でも、故障中のバイクを修理したら、雨の日などはそのバイクで通勤することになるんだよな。
と言うことは、車はただの保管場所という事になりそうだ
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