雨の降り始めが一番危ない
ジロ・デ・イタリアも休息日を挟んで4日目、イタリア本土に上陸し最初の山岳ステージが始まった。ヒルクライムレースに興味のある私としては、是非見ておきたいところだ。
序盤の第3カテゴリーの山を越えてしばらく平坦なコースが続いているころ、急に雨が降ってきた。タイヤの細いロードバイクは当然の事ながら濡れた路面には弱く、集団もペースを落としてコーナを曲がる時も極力バイクを倒さないように、慎重に走っていた。そんな状況を見ながら解説のひとが「普通に走っていても急に滑るんですよね」と言った途端、その解説を聞いていたかのように集団の前よりで同時に2台ほどで落車が発生した。道幅もそれほど広くなかったので、あっという間に集団のほとんどが巻き込まれて、見事なまでに落車集団に変わった。ほんとうに一瞬の出来事で、面白いように滑っていく。
その後、スローでのリプレイを見てビックリ。解説の通り、本当に何もしていないのに突然滑っている。ただ走っているだけなのに急に後輪が滑って落車している様子がはっきりと映っていた。路面がちょっと特殊な感じで特に滑り易かったのかもしれないが、あんなに簡単に滑るとは驚いた。実際はブレーキだとかちょっとした接触だとかが有ったのかもしれないが、映像で見る限りでは本当に突然、ツルリと滑っている。
これは人ごとではない
自分も自転車通勤をしている事を考えると、これに近い状況に遭遇する可能性はいくらでもありそう。基本的には雨が降っていたら乗らないだろうし、泥の跳ね上げが有るので路面が濡れている時には、極力乗らないようにすると思うが、通勤の途中突然の雨に見舞われる事は充分考えられる。雨が止むまでどこかで雨宿りは出来ても、路面が乾くまで待つ事なんでできるはずがない。出勤途中ならなおさらの事だ。と言う事は、今日のレースのような状況で走らないと行けない事もあり得ると言う事。
オートバイじゃないのでプロテクタ入りのジャケットなんて着ていないし、体が濡れるのはレインウエアでカバーできても、タイヤが滑るのはどうしようもない。実際今回の落車でもかなりの選手が怪我をしているようだった。今でもヘルメットは被っているけれど、それ位は当たり前の事なんでしょう。
雨が降ってきたらとにかく慎重に走るとしか言いようがない。
ヘルメットとグローブをして、万が一に備えて自転車保険にも入りましょう。
(私は車の保険の特約で対処している。)
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