ぐずる息子と向かい風
自転車通勤の回数も今イチ伸びず、年間5000km走行を達成するためのペースも上がらない状態なので、少しでも乗るチャンスがあればできるだけ自転車通勤していこうと思う。今日もそんな日で、前日から自転車に乗ることを決めていたし、天気も晴れでいい感じの朝だった。
ところがそんな日に限って息子の機嫌が悪い。朝からなんだかグズグズしていて手がかかる。普段は結構やり易い子なんだが、今日に限って様子が変だ。妻も合わせてイライラしており家中バタバタの状態になってしまった。いつもは余裕を視て始業時間の1時間以上前には家を出るようにしている。でも今日はこんな状態なので55分前。朝の5分、10分はかなりの差になるので、車で行こうかと一瞬迷ったが、昨日から決めていた自転車通勤日、譲る訳には行かないと思い直し出発した。
すると今度は向かい風。家の中にいた時にはあんまり気がつかなかったが、天気は良くてもかなり風が強い。でも走り出してしまった以上はもう遅い。今更家に戻って支度をし直してもなおさら時間がかかりそうなので、もう行くしかないと腹をくくった。
解ってはいることだがやはり向かい風は苦しい。コンピニの旗がバタバタとなびく位の強さだ。数字にするとどれくらいなのかは見当がつかないが、その風に向かって進まなければならない。使うギアはいつもより2段位軽いものじゃないとケイデンス90rpmは保てない。ギアが軽い訳だからもちろんスピードは出ていない。時間はどんどん過ぎていく。職場まではまだ遠い。
間に合わないかも...
通勤の途中には自分なりの計測ポイントを設けている。この交差点を何時に通過すれば大丈夫とか、ここからここまでは何分位かかるとか、目安を覚えているのだが、各ポイント毎にちょっとづつ遅れている。がんばってはいるが風は一向に収まらない。
最後のチエックポイントを13分前に通過したが今までに経験した事のない遅さだ。しかもここからは通勤経路中一番の上り坂が続く。今日はさすがにもうダメかと思った。はりきって自転車通勤を始めたのに遅刻だなんてかっこ悪すぎる。車じゃないんだから渋滞なんて理由もない。
職場のタイムカードの時計が遅れていたらいいのに、自分が見ている腕時計が2,3分でも早ければいいのに、などと思いながら必死で漕いだ。なんとか職場の駐輪場までたどり着いたが、そこからもまだ数百メートル走らないと職場の建物には到着しない。歩いている余裕もないので取りあえず走っていった。トライアスロンってこんな感じなんだろうかと思いながらタイムカードに到着。時間は1分前。
「膝が笑う」という状態を久しぶりに体験した。汗が引いてデスクに就くまでに10分以上かかっている。これでは社会人失格だな。
息子とか向かい風のせいにしてるけど、いい訳だと言う事は解っている、つもり。